【株式市場】海外での円高が後退しTOPIXは軟調だが日経平均は中盤から強含む

株式

◆日経平均の前引けは2万205円65銭(28円37銭高)、TOPIXは1610.25ポイント(1.95ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億6122万株

チャート15 5日(月)前場の東京株式市場は、円相場が前週末から週明けの海外市場で円高に転じたため様子見気分があり、日産自動車<7201>(東1)などが軟調にスタート。日経平均も41円安で始まった。しかし、その後は円高基調が鈍化し、日経平均は構成銘柄の中で寄与度の大きいソフトバンクグループ<9984>(東1)が高いこともあり、前引けは28円37銭高(2万205円65銭)となった。TOPIXは軟調だが、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 ソフトバンクGは米国の携帯電話子会社スプリントと合併を目指すTモバイルUSの親会社と協議との観測報道が伝えられて2013年12月以来の9200円台となり、任天堂<7974>(東1)も北米好調の見方などが言われて高い。PRタイムズ<3922>(東マ)は京都銀行とのタイアップなどが好感されて高値を更新し、アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は準天頂衛星「みちびき」打ち上げにより位置情報を活用する事業に注目とされて3日連続大幅高。る

 東証1部の出来高概算は8億6122万株、売買代金は1兆2141億円。1部上場2017銘柄のうち、値上がり銘柄数は830銘柄、値下がり銘柄数は1046銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報・通信、その他製品、サービス、小売り、食料品、化学、精密機器、などとなった。(HC)

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