任天堂がNYダウ最高値など好感され9年ぶりの高値を連日更新

株式市場 銘柄

■値動きをみると割高感が感じられず4万円目標も

 任天堂<7974>(東1)は20日、続伸の始まりとなり、取引開始後に3万7720円(760円高)まで上げて2008年以来、約9年ぶりの高値を連日更新した。ここ「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の好調が伝えられているほか、米国景気に敏感な銘柄とされ、米国株式市場で19日、NYダウ、NASDAQ指数がそろって史上最高値を更新したことなどが好感されている。

 株価水準はPERが数十倍のため、指標面では「割高メーターが振り切れている」(市場関係者)との指摘があるが、値動きをみると割高感などを感じさせない展開のため「相場は相場に聞け」という格言が当てはまるようだ。6月初旬には、JPモルガン証券が目標株価をそれまでの3万9000円から4万円に引き上げたと伝えられた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  2. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  3. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  4. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  5. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  6. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る