アスカネットが連日急伸、量産前提のAIプレート試作品完成を引き続き材料視

■年初来の高値から6ヵ月に迫るなどで調整一巡感が言われ新たな展開を期待

 アスカネット<2438>(東マ)は13日も上値を追って始まり、取引開始後に19%高の2080円(334円高)まで上げて連日、大きく出直っている。11日引け後に量産を前提とした新製法による樹脂製エアリアルイメージングプレート(AIプレート)の試作品が完成し、「CEATEC JAPAN 2017」で展示すると発表したことを引き続き材料視している。また、12日付で、スマートフォンの動画から「写真」を簡単に切り出せるアプリ「AfterShutter(アフターシャッター)」の4K動画に対応する最新版を発表したことなども後押しした。

 年初来の高値は3月の2514円。その後は調整基調が続いてきたため、目先は戻り売りをこなす必要があるとの見方が出ているが、高値からの日柄が6ヵ月に迫ってきたこと、高値にかけて上げた値幅の3分の2押しの水準まで調整が進んだこと、などから、テクニカル的な調整は一巡したとの見方がある。(HC)

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