ソニーは7日続落基調で「週足」悪くなると気をもむ様子も

SONY ソニー

 ソニー<6758>(東1)は10時にかけて一時3301.5円(36.5円安)まで軟化する場面があり、昨日までの6日続落に続いて軟調となっている。この数日は特段、敬遠される材料が出たわけではなく、7月31日に第1四半期決算(4~6月)を発表した後は連日軟調なため、通期のスマートフォンの販売計画を3000万台から2700万台に下方修正したことなどが影響しているようだ。ただ、イメージセンサーやポータブルゲーム機PS4の計画は上方修正した。

 本日は週末売買日のため、大引けもこのまま軟調な場合は「週足」が比較的長い陰線(始値より終値が安い罫線)になる。しかも、この1本の陰線でほぼ1年ぶりに26週移動平均(6日は3545円前後)を割り込むことになり、チャートの格好が悪くなると気をもむ様子がある。

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