【株式市場】円安やNYダウの連日最高値など好感され日経平均は底堅く新規上場銘柄は買い気配

株式

◆日経平均の前引けは1万9873円62銭(7円80銭高)、TOPIXは1638.40ポイント(1.07ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億2587万株

チャート13 14日(木)前場の東京株式市場は、米卸売物価指数を受けた円安や、NYダウの連日最高値などが好感され、半導体関連株や自動車株、鉄鋼株などが続伸基調となり、日経平均は10時過ぎに52円57銭高(1万9918円39銭高)まで上げて8月9日以来の1万9900円台回復となった。ただ、このところ北朝鮮を巡る懸念が強まると上げてきた石川製作所<6208>(東1)が次第に上げ幅を広げたため警戒感を抱く様子もあり、日経平均の前引けは7円80銭高(1万9873円62銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均はそろって安い。

 東レ<3402>(東1)が高値を更新し、炭素繊維性の船舶推プロペラ登場との報道や証券会社による目標株価引き上げなどが好感され、7月決算が好調だった鳥貴族<3193>(東1)、業績予想を大きく増額した石井表記<6336>(東2)が急伸。ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は伊藤忠商事との代理店契約が好感されて活況高。

 14日上場のウォンテッドリー<3991>(東マ)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1000円の70%高の1700円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は8億2587万株、売買代金は1兆860億円。1部上場2028柄のうち、値上がり銘柄数は918銘柄、値下がり銘柄数は984銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る