【株式市場】日経平均など後場大きく回復し主な指数は「下ヒゲ陽線」を示現

株式

◆日経平均は2万585円31銭(134円98銭安)、TOPIXは1499.23ポイント(6.65ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し15億2342万株

チャート14

 8月6日(火)後場の東京株式市場は、米国の時間外取引でS&P500などの株価指数の先物が反発しているとされ、日経平均も前引けに比べ100円ほど持ち直して327円安で始まった。安川電機<6506>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)住友商事<8053>(東1)などが続々と前日比でプラス圏に浮上。日経平均は13時過ぎには110円安まで回復。その後も下げ幅100円台で底堅く推移し、3日続落だが朝方の609円安からは大きく持ち直した。東証マザーズ指数は3日ぶりに反発した。

 日経平均やTOPIX、JPX日経400などの主な株価指数は後場大きく回復し、長い「下ヒゲ」を引く「陽線」となった。底打ちや底値圏入りを示唆する罫線になるとされている。

 東証1部の出来高概算は急増し15億2342万株(前引けは7億4310万株)、売買代金も2兆6367億円(同1兆2675億円)と増加。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は766(同196)銘柄、値下がり銘柄数は1291(同1914)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種が値上がり(前引けは小売り1業種のみ値上がり)し、主権・商品先物、鉄鋼、倉庫・運輸、食料品、卸売り、などが高い。(HC)

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