ケイティケイは17年8月期通期業績予想と期末配当の上方修正を発表

■同社をはじめ連結子会社各社の売上が順調に推移

 トナーカートリッジの再生販売が主力のケイティケイ<3035>(JQS)は、17年8月期通期業績予想と期末配当の上方修正を発表した。

 同社をはじめ連結子会社各社の売上が順調に推移したことにより、利益面でも増収効果に加え、コスト削減が実現したことで、当初予想を上回る見込みとなった。

 17年8月期通期連結業績予想の売上高は前回予想を3億03百万円上回る168億60百万円(前年同期比1.90%減)、営業利益は61百万円上回る2億11百万円(同10.47%増)、経常利益は72百万円上回る2億52百万円(同17.76%増)、純利益は99百万円上回る2億19百万円(同125.77%増)を見込む。経常利益と最終利益は上場来最高益となる。

 通期業績予想の上方修正と共に、期末配当についても当初の5円から12円に上方修正した。前期は5円だったので7円の増配となる。

 株価は、高値圏で推移しているが、PER(予)10.3倍、PBR(実績)0.80倍、配当利回り3.03%と割安なので、4月に付けた年初来の最高値455円を意識した動きが予想される。

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