タカラトミーは第2四半期、通期業績予想、配当の上方修正を発表

■国内市場における玩具販売や「トランスフォーマー」「ベイブレードバースト」の海外向け輸出が好調に推移

 玩具大手のタカラトミー<7867>(東1)は、第2四半期、通期業績予想、配当の上方修正を発表した。

 第2四半期は、国内市場における玩具販売や「トランスフォーマー」「ベイブレードバースト」の海外向け輸出が好調に推移したことなどから、売上高、利益共に前回発表予想を上回る見込みとなった。

 第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を75億円上回る875億円(前年同期比14.1%増)、営業利益は35億円上回る65億円(同150.67%増)、経常利益は35億円上回る63億円(同290.1%増)、純利益は20億円上回る41億円(同584.47%増)と利益面での大幅な上方修正により、2ケタ増収大幅増益を見込む。

 通期業績予想も第2四半期の大幅な上方修正を受け、上方修正となった。

 18年3月期通期連結業績予想は、売上高は前回予想を70億円上回る1770億円(前期比5.57%増)、営業利益は35億円上回る115億円(同48.50%増)、経常利益は35億円上回る115億円(同47.0%)、純利益は15億円上回る70億円(同30.3%増)とほぼ上半期の上方修正分を上乗せしている。

 配当については、年間10円(第2四半期5円、期末5円)を予想していたが、好業績であることを踏まえ、年間14円(第2四半期7円、期末7円)に上方修正した。

 株価は、好業績を反映し、日々年初来の最高値を更新するほど勢いづいている。

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