プラマテルズの第2四半期は樹脂原料の取扱いが堅調で2ケタ増収大幅増益と、期初予想を上回る

■第2四半期業績が当初予想を上回ったことから、通期業績予想と配当を上方修正

 合成樹脂原料の専門商社であるプラマテルズ<2714>(JQS)の第2四半期は、樹脂原料の取扱いが堅調であったことから2ケタ増収大幅増益となり、期初予想を上回った。

 第2四半期累計期間は、樹脂原料の取扱いが堅調に推移したことに加え、国内子会社を中心とした医療機器及びゲーム機向けの取扱いが増加し、また、海外法人を中心とした衛生材料の販売も伸びたことから、期初の見通しを上回った。

 18年3月期第2四半期連結業績は、売上高288億29百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益5億81百万円(同66.7%増)、経常利益5億56百万円(同85.4%増)、純利益3億74百万円(同97.0%増)であった。

 第2四半期業績が、当初予想を上回ったことから、通期業績予想も上方修正となった。

 18年3月期通期連結業績予想は、売上高は前回予想を7億円上回る557億円(前期比7.6%増)、営業利益は1億40百万円上回る9億70百万円(同22.5%増)、経常利益は1億30百万円上回る9億40百万円(同20.0%増)、純利益は80百万円上回る6億10百万円(同15.9%増)を見込む。

 配当については、第2四半期末の配当を当初の8円から9円とし、期末9円を併せ18円とする。

 株価は年初来の最高値となっているが、株価指標は、PER12.79倍、PBR0.83倍、配当利回り1.97%。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  2. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  3. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  4. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  5. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  6. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る