【銘柄フラッシュ】ACCESSなど急伸し金融庁の規制緩和でフライトHDも高い

株式市場 銘柄

 25日は、日経平均が約15年ぶりの高値水準を昨日まで5日連続高となり、新株価指数のJPX日経400インデックスは昨日までで12日連続高のため、円高基調を理由に一服ムードがあり、ファナック<6954>(東1)が0.2%安、トヨタ自動車<7203>(東1)は0.9%安、一方でソニー<6758>(東1)は0.1%高など、主力株は高安混在となりました。

 中で、電子決済システムなどのフライトホールディングス<3753>(東マ)が9.1%高と急伸し、金融庁が銀行業の規制を緩和して銀行グループが電子商取引やスマートフォンを使った決済サービスなどに参入しやすくする方針との報道を好感したほか、ぱど<4833>(JQS)は3月のJR常磐線や高崎線の東海道線との接続、北陸新幹線の開業などで地域性発揮の機会が増加する期待などが言われて27.3%ストップ高。また、ACCESS<4813>(東マ)はソフトバンク(9984)のヒト型感情認識ロボットに同社の技術が採用されたことなどが言われて16.7%ストップ高となりました。

 ソフトバンク<9984>(東1)は3.0%高と久々に大きく値上がりし、スマートフォンなどの分割払いを一定条件下で無料にする方式の発表などが好感されて、オリエンタルランド<4661>(東1)は昨日の株式分割発表が好感されて5.3%高と大きく出直りました。日野自動車<7205>(東1)はメリルリンチ日本証券が投資判断を引き上げたとされて4.7%高となり上場来高値を更新し、ヤクルト本社<2267>(東1)も1.0%高ですが海外拡大などが言われて高値を更新しました。タカラレーベン<8897>(東1)は東証の「インフラファンド市場」開設方針などが言われて12.7%高と急伸しました。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る