【株式市場】ドル安・円高など影響し日経平均は一時184円安だが次第に回復

株式

◆日経平均の前引けは2万2611円61銭(95円55銭安)、TOPIXは1784.83ポイント(2.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億1179万株

チャート8 5日(火)前場の東京株式市場は、米国のロシアゲート問題を受けてドル売り・円高になったことや米国市場でのハイテク株安などが影響し、日経平均は9時50分にかけて184円88銭安(2万2522円28銭)まで下押す場面があった。しかし、新日鐵住金<5401>(東1)が鋼管の国内需要ひっぱく報道を受けて高いなど、主力株の一角が強いため、日経平均も次第に持ち直し、前引けは95円55銭安(2万2611円61銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調。

 ノリタケカンパニーリミテド<5331>(東1)が証券会社による投資判断をきっかけに好業績が見直され活況高。中村超硬<6166>(東マ)も今期の黒字転換・大幅増益見込みなどへの評価が再燃とされて高値に接近。キタック<4707>(JQS)は今10月期の見通しなどが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億1179万株、売買代金は1兆2635億円。1部上場2041銘柄のうち、値上がり銘柄数は727銘柄、値下がり銘柄数は1220銘柄となった。(HC)

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