ヒーハイスト精工の第3四半期は、直動機器、精密部品加工、ユニット製品の売上好調で、大幅増収増益

■進捗率を見ると、再度の上方修正も

 ヒーハイスト精工<6433>(JQS)の第3四半期は、直動機器、精密部品加工、ユニット製品の売上好調で、大幅増収増益となった。

 今期18年3月期第3四半期連結業績は、売上高19億75百万円(前年同期比38.5%増)、営業利益2億19百万円(同141.5%増)、経常利益2億19百万円(同187.2%増)、純利益1億50百万円(同180.3%増)となった。

 主力製品の直動機器は、産業用機械業界及び民生向けに販売を進めたところ、売上高は11億80百万円(同35.9%増)と大幅な増収となった。

 精密部品は、レース用部品の需要が引き続き順調に推移したことから、売上高5億84百万円(同32.6%増)となった。

 ユニット製品は、液晶製造装置等の産業用製造設備向けの売上が大幅に伸びたことから、2億10百万円(同79.8%増)と大幅増収であった。

 第3四半期は、大幅増収増益となったことから、通期連結業績予想の上振れが期待されるが、同社では、10月30日に当初の通期予想を上方修正した数値を据え置くとしている。

 ちなみに、今期通期連結業績予想は、売上高25億31百万円(前期比15.0%増)、営業利益2億57百万円(同76.9%増)、経常利益2億55百万円(同91.2%増)、純利益1億54百万円(同83.8%増)を見込んでいる。

 進捗率を見ると、売上高78.0%(前年同期64.8%)、営業利益85.2%(同62.8%)、経常利益85.9%(同57.1%)、純利益97.4%(同63.1%)となっていることから、再度の上方修正も期待出来そうである。

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