CRI・ミドルウェアはトヨタに「360°ビュー」採用されて13%高

株式市場 銘柄

■正面だけでなく横や後ろの姿も見ることができ注目再燃

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は13日、大きく出直って始まり、取引開始後に13%高の2237円(257円高)まで上げて出来高も増加している。11日付で、360°ビューWeb動画ソリューションがトヨタ自動車<7203>(東1)の中古車(U-Car)情報サイト「GAZOO.com」(ガズー)に採用されたと発表。注目されている。

 360°ビューWeb動画ソリューション「LiveActR PRO(ライブアクト プロ)」は、スマートフォンやタブレットに出てくる画像を指でスワイプ(面をなぞって動かす)すると、その画像が回転し、正面だけではなく横や後ろの姿も見ることのできる技術。

 ちょっと見には静止画でありながら、360度あらゆる方向から被写体を見ることができるため、ネット通販の商品展示画像などにはピッタリで、しかも、被写体の撮影はスマートフォンで写し数分でアップできる。このため、「専用のスタジオなどがなくても、たとえばショップの店員さんがお店で商品を撮影してWebにアップできる」(同社)。大幅な省力化が可能なため注目されている。(HC)

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