ビューティガレージの18年4月期は大幅増収、過去最高益を更新

■前期配当を1円増額・今期は1円増配へ

 ビューティガレージ<3180>(東1)は14日、2018年4月期連結業績を発表した。

 売上高は前期比21.1%増の116億80百万円、営業利益は同16.6%増の6億48百万円、経常利益は同22.1%増の6億53百万円、純利益は同43.0%増の4億49百万円だった。

 事業別に見ると、物販事業では、累計登録会員総数は34万5229口座(前期比11.7%増)、アクティブユーザー数は9万8169口座(同8.3%増)、ロイヤルユーザー数は2万4524口座(同24.5%増)となり、リピート顧客の増加が顕著となった。「BEAUTY GARAGE Online Shop」経由の売上高は、物販事業売上高の約7割を占めており、特に、スマホ専用ECサイトやスマホ発注アプリ「BGスマート発注」経由による受注が増加し、EC経由の売上高は同24.7%増と伸長した。 売上高は89億68百万円(同21.8%増)、営業利益は7億80百万円(同33.5%増)となった。

 店舗設計事業では、ビューティガレージグループとしての連携強化と積極的な営業活動を行い、チェーン店本部からの受注や大型店舗からの受注が増加し、売上高は24億71百万円(同22.9%増)、営業利益は1億36百万円(同11.6%増)となった。

 2019年4月期の連結業績見通しは、売上高が前期比16.6%増の136億20百万円、営業利益は同14,7%増の7億42百万円、経常利益は同14.5%増の7億46百万円、純利益は同5.4%増の4億71百万円としている。

 なお、同時に、前期の年間配当を8円から9円(前期は7円)に増額し、今期も前期比1円増の10円に増配するとした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る