【銘柄フラッシュ】岡本工機が急伸しインフォコムは東証1、2部への上場変更期待で活況高

株式市場 銘柄

 22日は、双信電機<6938>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、「防衛省は敵の防空網や指揮通信システムを無力化する電子戦への対応を本格化する」との日本経済新聞の報道を受けて電磁波関連材料に注目する動きが強まったとの見方がありストップ高の18.4%高。

 2位は日本農薬<4997>(東1)の15.0%高は767円(100円高)のストップ高となり、ADEKA<4401>(東1)によるTOB(株式公開買い付け)発表を受けてTOB価格900円に向けて買い殺到。

 3位はライドオンエクスプレスホールディングス<6082>(東1)の13.4%高となり、4~6月期は増収減益だったが、7月以降は猛暑のおかげで宅配が繁忙になっている可能性があるとの見方があり出直り拡大。

 岡本工作機械製作所<6125>(東2)は9.3%高と出直りを強め、世界唯一の総合砥粒加工機メーカーで半導体デバイス加工用や大画面パネル平坦化などの競争力や第1四半期の大幅増益を評価する動きが再燃との由。Jトラスト<8508>(東2)は2.6%高程度だが4日続伸し、IFRS‐9(国際会計基準の新たな金融商品基準)の適用開始にともない第1四半期は増収減益だったが内実は堅調との見方が徐々に広がる様子。

 アンジェス<4563>(東マ)は新株予約権の行使完了の発表などを材料に再び上げて22.2%高のストップ高。リボミック<4591>(東マ)は米国での特許取得が注目されて一時ストップ高の11.2%高。

 インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は9月末の株式2分割発表が材料視されて後場ストップ高の22.4%高。インフォコム<4348>(JQS)は本則市場(東証1部、または2部)への変更上場申請が好感され5.9%高となり上場来の高値に迫った。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る