エンシュウは連日ストップ高、「ファイバーレーザ装置」に関する特許など材料視

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■今期は営業・経常・純利益とも黒字に復帰する見通しで業績変化妙味が

 エンシュウ<6218>(東1)は15日、取引開始後に一時167円(50円高)まで上げ、2日連続ストップ高となった。引き続き、トヨタ自動車<7203>(東1)や日星電気(静岡県浜松市)などと共同開発した「レーザ発信器の冷却構造、およびこれを使用したファイバーレーザ装置」に関する特許を取得と伝えられたことが材料視されている。

 前期・2017年3月期の連結業績は全体に赤字だったが、今期・18年3月期は営業・経常・純利益とも黒字に復帰する見通し。予想1株利益は1円59銭。まだ1株利益の絶対額が小さいため株価は割高になるが、参加者はとうに承知の上で業績回復などを買っているとされる。一部には200円台回復を念頭に注目する様子もあるようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  2. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  3. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  4. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  5. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  6. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る