カネカは生分解性プラスチックが注目され戻り高値に進む

株式市場 銘柄

■岡三証券が投資判断を開始と伝わり注目再燃の様子

 カネカ<4118>(東1)は2日、再び出直りを強めて始まり、取引開始後に4%高の5550円(220円高)まで上げて戻り高値に進んだ。生分解性プラスチックで先行し、プラスチックごみによる海洋汚染問題を巡る議論の高まりを受けて注目度が強まる印象。2日は、岡三証券が目標株価6750円で投資判断を開始したと伝えられ、注目が再燃したようだ。

 同社の生分解性プラスチック事業については、9月27日付の日経産業新聞で、「年産能力を1000トンから5000トンに引き上げる。高砂工業所(兵庫県高砂市)の既存設備を増強し、2019年12月に稼働させる。投資額は約25億円。商用化に向け年2万トンへの引き上げも検討する」などと伝えられ、注目された。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る