【株式市場】後場とりわけ個別物色になり日経平均は3日続落しJQ平均は4日続落

株式

◆日経平均は2万3783円72銭(191円90銭安)、TOPIXは1792.65ポイント(8.54ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億8905万株

チャート14 10月5日後場の東京株式市場は、主な株価指数が調整基調で週明け月曜日も祝日のため、好業績株や材料株が個別に注目される展開になり、金利上昇ムードを受け、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)が中盤にかけて一段と強含むなど、大手銀や保険、証券株などが強い。日経平均は前引け値(190円98銭安の2万3784円64銭)からやや持ち直し気味に推移し、大引けにかけては再びダレ模様。3日続落となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安く、日経JQ平均は4日続落となった。

 後場は、OATアグリオ<4979>(東1)が今12月期の連続最高益基調などへの評価が再燃とされて一段とジリ高になり、プレミアグループ<7199>(東2)は相次ぐ風水害・塩害によってクルマの修理や買い替えが活発化するとの思惑も言われて高値を更新。上場3日目のブリッジインターナショナル<7039>(東マ)は連日ストップ高となり高値を連日更新。Nuts<7612>(JQS)は米コロンビア大学のサポート受けた会員制クリニックの開設計画などに期待が再燃とされて大きく出直った。

 東証1部の出来高概算は14億8905万株(前引けは6億6203万株)。売買代金は2兆7768億円(同1兆1927億円)。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は536(同436)銘柄、値下がり銘柄数は1506(同1598)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がりした業種は、銀行、その他金融、証券・商品先物、電力・ガス、保険、陸運、食品、パルプ・紙、だった。(HC)

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