【株式市場】前場の日経平均は151円高、銀行、保険株が上げ半導体株や不動産株も高い

◆日経平均は3万7780円35銭(151円87銭高)、TOPIXは2673.07ポイント(9.54ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億4752万株

 4月26日(金)前場の東京株式市場は、午後に発表される見込みの日銀・金融政策決定会合の結果に期待があるようで第一生命HD<8750>(東証プライム)などが動意を強めて値上がりし、みずほFG<8411>(東証プライム)などもしっかりとなった。また、米半導体株指数の4日続伸などが好感されて半導体関連株が軒並み反発基調となり、キーエンス<6861>(東証プライム)は3月決算での利益率改善などが言われて活況高。キヤノン<7751>(東証プライム)も急反発。好決算の第一三共<4568>(東証プライム)も高い。日経平均は97円高で始まり、午前9時40分頃に一時軟化したが切り返し、前引けにかけて224円49銭高(3万7852円97銭)まで上げた。

 野村不動産HD<3231>(東証プライム)や日本ゼオン<4205>(東証プライム)が今期の増益予想や自社株買い・消却など好感されて活況高となり、テクノホライゾン<6629>(東証スタンダード)や大井電気<6822>(東証スタンダード)は3月決算や今期予想、決算予想の大幅な増額修正など好感され急伸。エイトレッド<3969>(東証スタンダード)も3月決算や今期予想など好感され活況高。トリプルアイズ<5026>(東証グロース)は子会社が展開する「マイニングマシン」急拡大など材料視されて一段と上げストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億4752万株、売買代金は2兆77億円。プライム上場1651銘柄のうち、値上がり銘柄数は704銘柄、値下がり銘柄数は879銘柄。

 東証33業種別指数は21業種が値上がりし、保険、医薬品、電気機器、石油石炭、金属製品、銀行、証券商品先物、鉱業、海運、非鉄金属、不動産、その他製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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