【株式市場】円高が再燃し日経平均は一時340円安だが前引けにかけて持ち直す

株式

◆日経平均は2万3564円91銭(218円81銭安)、TOPIXは1770.19ポイント(22.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億5629万株

チャート14 10月9日(火)前場の東京株式市場は、円相場が体育の日を含む3連休の間に円高再燃となり、中国を訪問したポンペオ米国務長官が中国の王毅外相と辛らつな言葉のやり取りを交わしたと伝えられたことや、イタリアの財政問題などが要因とされ、日経平均は233円安で始まった。トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株や電気・精密、機械・鉄鋼、資源株などが安く、日経平均は11時にかけて340円86銭安(2万3442円86銭)まで下げた。中で、建設、不動産などは国土強靭化計画を受けて高い。また、11時を過ぎてソニー<6758>(東1)が堅調転換するなど、多少の変化が出てきた感触。日経平均の前引けは218円81銭安(2万3564円91銭)だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 中で、クレスコ<4674>(東1)は新たな子会社化により複合展開に一段と厚みが増すことへの期待が再燃とされて反発し、ピクセラ<6731>(東2)は新4K衛星放送対応の新製品が注目され3日続伸。

 東証1部の出来高概算は7億5629万株。売買代金は1兆3929億円。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は375銘柄、値下がり銘柄数は1681銘柄となった。(HC)

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