三菱重工、川崎重工が共に新安値、週足対応困難で月足で下値探りの展開

7011 三菱重工業

 三菱重工<7011>(東1・1000株)と、川崎重工<7012>(東1・1000株)は、共に航空機関連のテーマを持っているがそろって昨年来安値に沈んでいる。三菱重工は25.4円安の470円、川崎重工も18円安の391円新安値。両銘柄とも今年になって昨年来安値を更新したばかりだったが、戻りの鈍いことから高水準の信用買残を抱えた買方の諦め見切り売りとなっているようだ。「テーマ性はあるが、今のような出来高の少ないマーケットでは超大型株を手掛ける力はない」との市場関係者の見方である。すでに、両銘柄とも昨年夏の中国ショック安水準を割り込んでいるため、週足チャートでの対応はできないため、今後は月足チャートでの下値目処探しとなりそうだ。

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