伊藤忠商事はAIによる次世代蓄電システムが注目されて次第に持ち直す

株式市場 銘柄

■AIが気象予報やユーザーの電力需要・発電予測等を分析・学習し効率供給

 伊藤忠商事<8001>(東1)は10月25日、朝方の1997.0円(74.0円安)を下値に持ち直し、14時30分を過ぎては2011.5円(59.5円安)前後で推移し、2000円の大台を回復している。24日付で、「AI技術を活用した次世代蓄電システムの販売開始」を発表し、注目されている。

 発表によると、この新システム「SmartStar L」は、昨今、日本各地で豪雨や地震などの自然災害が相次ぎ、停電が広範囲で発生している中で、AIが気象予報やユーザーの電力需要・発電予測等を分析・学習し、エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)のIoT遠隔制御システムと連動して蓄電池の最適充放電制御を行う事で、太陽光ならびに蓄電池の効率的な運用を可能にした。本年1月に英国のMoixa Energy Holdings Ltd.(モイクサ社)より国内独占販売権を取得したAIソフトウェア「GridShare Client」の国内仕様化が完了し、エヌエフ回路社とともに開発・製品化した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る