【銘柄フラッシュ】リリカラなど急伸しアイチコーポは減益でも順調とされて高い

株式市場 銘柄

 10月29日は、大京<8840>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、筆頭株主のオリックス<8591>(東1)による完全子会社化をめざすTOB(公開買付)を材料にTOB価格(1株2970円)に向けてストップ高の20.9%高(500円高の2896円)。

 2位は日本システムウエア(NSW)<9739>(東1)の14.1%高となり、11時半に第2四半期決算を発表し、後場から急伸して一時ストップ高の400円高は23.2%高。

 3位はアイチコーポレーション<6345>(東1)の13.5%高となり、26日に発表した第2四半期決算は2ケタ減益だったものの「四季報」など大方の予想を上回ったことなどが言われて急伸。

 幸楽苑ホールディングス<7554>(東1)は前週末の連結業績見通しの増額などが好感されて11.2%高。フジッコ<2908>(東1)は13時に発表した第2四半期決算が好感されて10.4%高と急伸。

 アイケイ<2722>(東2)は一時ストップ高の15.9%高と急伸し、中国の化粧品孫会社が行った現地でのイベントで生放送と販売を行い680万人の視聴で認知度拡大に成功と26日に発表したことなどが注目されて大引けも7.7%高。ロブテックス<5969>(東2)は5.7%高となったが出来高が少なく、日頃から値のつかない日も多いため2013年の創業130周年が意識されたとの見方。JFEシステムズ<4832>(東2)は25日に発表した四半期決算が連日好感されたほか、サイバーセキュリティ関連分野を専業他社と協業で開拓との観測が言われて3日続伸。

 イーソル<4420>(東マ)は10月12日に新規上場し、その後ほぼ上値・下値ともセリ上げて好調なことなどが注目されて13.8%高となり高値を更新。フィンテック グローバル<8789>(東マ)は「ムーミン」のテーマパークを開発する関連会社とソニー<6758>(東1)グループのソニー・ミュージックエンタテインメントとの資本業務提携が材料視されて10.3%高と急伸。

 リリカラ<9827>(JQS)は耐震・免振ダンパーのデータ問題を受けて内装の再工事が増えるとの見方が言われて20.1%高となり出直り拡大。ウエストホールディングス<1407>(JQS)は今期・来期とも2ケタ増益の高業績を見込める上、太陽光による電力を一定価格で買い取る制度が2019年から順次終わるのを受けて新たなビジネスチャンス到来との見方があり13.1%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る