ティー・ワイ・オーはインドネシアの広告会社と合弁会社設立に合意

IR企業情報

■インドネシアの広告市場においてシェア拡大を目指す

 ティー・ワイ・オー<4358>(東1)は、インドネシアの広告会社The First Editionの代表であるHadriani Uli Tiur Ida Silalahi氏(以下、Uli 氏)と、合弁会社/インドネシア法人PT TYO FIRST EDITION を設立することについて、合意した。

 同社は「TYOグループ中期経営計画2013」において、海外事業の新規展開及び平成30年7月期までに海外事業の売上目標40億円を掲げている。昨年8月にはアジア戦略部を新たに立ち上げ、東南アジアや南アジア、中近東における戦略的なM&Aによる海外事業の新規展開に向けて、準備を進めてまきた。そして、その先駆けとして、本年3月20日、海外事業の統括管理会社/シンガポール法人TYO-ASIA PTE.LTD.を設立し、海外事業を本格始動した。

 今回、アジアにおける戦略的M&Aの第1段階として設立するインドネシア法人PT TYO FIRST EDITION は、Uli氏が代表を務めるThe First Edition の事業を順次、継承していく予定。現在、The First Editionはインドネシア国内において、ブランディング・コンサルティング及びクリエイティブ、ストラテジックプランニング・リサーチ、イベント等のサービスを展開しており、インドネシアの国内資本系では最大規模の広告会社である。

 今後、PT TYO FIRST EDITIONでは上記事業を継承するほか、現地従業員に対して同社の誇るクリエイティブ力や技術・ノウハウを伝え人材を育成することにより、成長著しいインドネシアの広告市場においてシェア拡大を目指す。さらに、現地広告主のほか、インドネシアにおける日系企業との取引拡大を目指す。

 同社グループは、今後もアジア地域において、日系広告主の海外展開に伴うあらゆる広告需要に幅広くかつ柔軟に対応できるよう、アジア各地域での広告業務の提供能力を増強し、海外事業の売上規模及び事業領域の拡大を進める。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る