持田製薬と北海道大学、、軟骨修復材「モチジェル」、国内初の承認取得

■国内初の吸収性軟骨再生用材料、患者のQOL向上に貢献

 持田製薬<4534>(東証プライム)は7月18日、国立大学法人北海道大学との共同研究により開発した軟骨修復材「モチジェル(開発コード:dMD-001)」について、17日付で国内における製造販売承認を取得したと発表した。モチジェルは、吸収性軟骨再生用材料として国内初の承認医療機器であり、同社バイオマテリアル事業においても初の製品となる。

 同製品は、海藻由来の多糖類であるアルギン酸ナトリウムを主成分とし、関節軟骨損傷の治療に用いる。損傷部に充填した同成分は塩化カルシウムの作用でゲル化し、骨髄液中の幹細胞が軟骨細胞へと分化しやすい環境を形成する。これにより、自然治癒が困難な軟骨損傷部に硝子様軟骨の形成を促し、修復効果と耐久性が期待されている。

 持田製薬と北海道大学は、科学技術振興機構(JST)の産学共同実用化開発事業「NexTEP」の支援のもと、同製品の開発を進めてきた。現在も北海道大学内の産業創出講座において、アルギン酸ナトリウムを活用した新たな治療法の研究を継続中である。今後、持田製薬は保険収載と製品発売に向けて準備を進め、関節軟骨損傷患者のQOL向上に貢献する考えを示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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