【株式市場】米中貿易協議は好感するが日経平均は82円高を上値に次第安

株式

◆日経平均は2万1485円29銭(42円94銭安)、TOPIXは1616.48ポイント(4.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億3156万株

チャート6 2月26日(火)前場の東京株式市場は、3月初に引き上げの可能性があった中国製品に対する関税をトランプ大統領が延期する方針と伝わり、日経平均は9時30分過ぎに82円65銭高(2万1610円88銭)まで上げた。ただ、日本電産<6594>(東1)など中国景気関連株の上値が重いとされ、日経平均は次第に値を消し、11時25分には50円35銭安(2万1477円88銭)まで軟化。前引けは42円94銭安(2万1485円29銭)となった。東証2部指数、日経JASDAQ平均も安い。一方、東証マザーズ指数は高い。

 鉄人化計画<2404>(東2)がエボラブルアジア<6191>(東1)との提携を材料にストップ高となり、アンジェス<4563>(東マ)は引き続き国内初の遺伝子治療薬が材料視され、ストップ高の目前まで上げて連日急伸。

 26日新規上場のリックソフト<4429>(東マ)は、公開価格4000円。買い気配で始まり、前引けも買い気配のまま6800円(公開価格の70%高)となった。

 東証1部の出来高概算は5億3156万株、売買代金は9170億円。1部上場2129銘柄のうち、値上がり銘柄数は703銘柄、値下がり銘柄数は1319銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、医薬品、電力・ガス、パルプ・紙、倉庫・運輸、陸運、空運、水産・農林、化学、輸送用機器、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る