【株式市場】米中貿易協議への期待などで日経平均は後場217円高まで上げ大幅続伸

株式

◆日経平均は2万1713円21銭(207円90銭高)、TOPIXは1621.77ポイント(10.08ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億9207万株

 4月3日(水)後場の東京株式市場は、米中貿易協議の閣僚級会合で合意する期待が強まったとされ、株価指数の先物が一段高となり、日経平均は前引けを30円ほど上回る181円高で始まり、ジリ高傾向を続けた。日本電産<6594>(東1)TDK<6762>(東1)などが一段ジリ高となり、日経平均は14時半にかけて217円41銭高(2万1722円72銭)まで上げた。大引も上げ幅200円台を保ち大幅に反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 アドバンテスト<6857>(東1)ディスコ<6146>(東1)が一段ジリ高傾向となり、半導体樹脂を手掛ける東邦化学工業<4409>(東2)は尻上がり。ヒューマン・アソシエイツ・HD<6575>(東マ)は企業・団体のメンタルヘルスケアが働き方改革につながるとされて一段高。

 4月3日新規上場となった東名<4439>(東マ)は9時48分に公開価格を28%上回る4205円で売買が成立し初値がついた。高値は直後の4435円。後場は一進一退となり、大引けは3575円だった。

 東証1部の出来高概算は12億9207億円(同6億1495万株)、売買代金は2兆4166億円(同1兆1031億円)。1部上場2139銘柄のうち、値上がり銘柄数は1480(同1231)銘柄、値下がり銘柄数は588(同826)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、証券・商品先物、非鉄金属、機械、電気機器、化学、保険、繊維製品、ガラス・土石、ゴム製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る