【株式市場】「非常事態宣言」延長の影響を測りかね日経平均は一時495円安

株式

◆日経平均は1万9730円41銭(463円28銭安)、TOPIXは1434.80ポイント(29.23ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億3097万株

 5月1日(金)前場の東京株式市場は、「非常事態宣言」が1ヵ月ほど延長されることの実態経済への影響やNYダウの反落などを受け、日経平均は201円安で始まった後も時間とともに下げ幅を広げ、前引け間際に495円21銭安(1万9698円48銭)まで下押した。

 中で、タカラバイオ<4974>(東1)は迅速・簡便な新型コロナウイルス検出PCRキットが注目されて活況高。テクノスマート<6246>(東2)は増配を受けて好業績が見直され急伸。UUUM<3990>(東マ)は吉本興業との提携が連日好感され2日連続ストップ高。アスコット<3264>(JQS)は四半期決算が好感されてストップ高。細谷火工<4274>(JQS)は中盤から堅調に転換。

 東証1部の出来高概算は6億3097万株、売買代金は1兆6585億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は257銘柄、値下がり銘柄数は1860銘柄。また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る