三菱地所は連日高値、初の自社株買いを開始し注目度が高い様子

株式市場 銘柄

■発行株数の4.68%の6500万株または1000億円を上限に実施

三菱地所<8802>(東1)は5月20日、連日上値を追い、取引開始後に2112.0円(44.5円高)まで上げて年初来の高値を2日連続更新した。14日、発行済み株式総数の4.68%に相当する6500万株を上限とした自己株式の取得(自社株買い)と3月決算、今期の見通しなどを発表。とりわけ自社株買いは初めてとされ、注目度が高いようだ。

 自社株買いは、6500万株または総額1000億円を上限に、2019年5月15日から20年3月31日まで実施する。19年3月期の連結売上高は前期比5.8%増加して1丁2632.83億円となり、今期・20年3月期は7.7%高の1兆3600億円を想定する。親会社株主に帰属する純利益は同11.8%増の1346.08億円だったが、今期は1.8%増の1370億円、1株利益は100円20銭を想定する。(HC)

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