海運株が堅調、中東情勢の緊張は気になるが運賃上昇の要因と受け止める様子

■日本郵船、川崎汽船、商船三井など高い

 日本郵船<9101>(東1)は7月22日、小幅続伸基調で始まり、9時30分を過ぎては1800円(6円高)前後で推移し、商船三井<9104>(東1)は2630円(33円高)前後で、川崎汽船<9107>(東1)は1362円(17円高)前後で推移している。英国のタンカーがホルムズ海峡でイランに拿捕されたと伝えられ、中東情勢を巡る動向が注目される中、運賃にリスクプレミアムが上乗せされる要因になるため、目先的にはプラス要因と受け止められているようだ。

 英国のタンカーがホルムズ海峡でイランに拿捕されたと伝えられたあと、「英、イラン制裁を検討=タンカー拿捕で資産凍結か」(時事ドットコムニュース2019年07月21日19時13分)、「イランが英タンカー拿捕、米軍、サウジ駐留へ」(日本経済新聞7月21日付朝刊)などと伝えられた。(HC)

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