ミロク情報サービスとNTTファイナンスが協業

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(「MJS」)<9928>(東1)とNTTグループの金融中核会社であるNTTファイナンスは、双方の取引先である中堅・中小企業の生産性向上のため、協業することとなった。

 少子高齢化の進展に伴い、生産年齢人口が減少するなか労働力の確保は企業にとって深刻な問題となっている。特に中小企業では、その65%が人手不足であると回答している調査結果があり、事業活動を維持するために「既存業務の効率化」が喫緊の課題となっている。特に、財務や経理におけるバックオフィス業務(経費支払、仕訳処理等)においては、デジタル化の促進やAIなどの導入による業務効率化の余地があることから両社の強みを生かし協業することとなった。

 例えば、MJSのERPシステム「MJSLINKNX-Plus」、「GalileoptNX-Plus」とNTTファイナンスの法人向け一括請求サービス「ビリングONE」とのデータ連携を行う。

 また、MJS、NTTファイナンス双方の営業連携を図り、より多くの顧客に業務効率化に繋がるサービスを提供していく。

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