吉野家HDが連日高値、消費税10%に120周年の「全品10%オフ」注目される

■米国産牛肉の関税引き下げを好感する買いも衰えない様子

吉野家ホールディングス(吉野家HD)<9861>(東1)は10月2日、3日続伸基調となり、10時前に一時2524円(54円高)まで上げて株式分割など調整後の上場来高値を更新した。

 日米貿易協定が最終合意に達し、米国産牛肉の輸入関税が合意前の38・5%から最終的には9%まで段階的に引き下げられることが材料視されている。

 また、消費税が10%に引き上げられた10月1日から、牛丼チェーンの「吉野家」で創業120周年を記念した「牛丼・牛皿全品10%オフキャンペーン」(10月1日から15日まで)を開始した。増税後の集客増加などに期待して注目する様子もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る