豊田通商は上値試す、20年3月期最終2桁増益予想で2Q累計順調

株式市場 銘柄

 豊田通商<8015>(東1)はトヨタグループの総合商社である。20年3月期(予想は親会社所有者帰属当期利益のみ開示)は最終2桁増益予想である。第2四半期累計は前年同期比横ばいだったが、通期予想に対する進捗率は順調である。収益拡大を期待したい。株価は戻り歩調で年初来高値を更新した。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■トヨタグループの総合商社

 トヨタグループの総合商社である。金属、グローバル生産部品、ロジスティクス、自動車、機械、エネルギー、プラントプロジェクト、化学品、エレクトロニクス、食料、生活産業の事業領域に展開している。

■20年3月期最終2桁増益予想で2Q累計順調

 20年3月期の連結業績予想(IFRS)は、親会社所有者帰属当期利益が19年3月期比13.1%増の1500億円としている。

 第2四半期累計の親会社所有者帰属当期利益は0.7%増の791億38百万円だった。金属資源事業における減損、海外自動車販売事業における持分法投資損益の悪化、エレクトロニクス事業の利益率低下などが減益要因だったが、グローバル部品・ロジスティクスにおける自動車部品取り扱い増加、電力事業における関連会社株式売却益などが増益要因となり、全体として横ばいだった。

 第2四半期累計の親会社所有者帰属当期利益は前年同期比横ばいだったが、通期予想に対する進捗率は53%と順調である。収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は戻り歩調で年初来高値を更新した。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。11月18日の終値は3865円、時価総額は約1兆3684億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■特殊な無線技術で高感度化、動物実験で市販測定器と高い一致  早稲田大学と山口大学の研究グループは…
  2. ■2019年以来の来日、K-POP史上最多規模の単独ツアー  21世紀のポップアイコン・BTSが、…
  3. ■開園から42年266日、2パーク合計で大台到達  オリエンタルランド<4661>(東証プライム)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  2. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …
  3. ■上方修正を重ねる銘柄群が相場の主役に  同コラムは今週、ダブルセット銘柄、トリプルセット銘柄、フ…
  4. ■政治安定を好感、全面高期待が再燃  超短期決戦だった衆議院議員選挙が、昨8日に投票され即日開票さ…
  5. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  6. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る