東京エレクトロンが連日高値、日経平均560円高となり平均株価連動ファンドの買いも

■このところは米半導体株指数が高く買い安心感が広がる


 東京エレクトロン<8035>(東1)は12月13日、2日続けて株式分割などを考慮した上場来の高値を更新し、10時30分にかけては5%高に迫る2万4600円(1085円高)前後で推移している。米国の半導体関連株指数・SOX指数が連日最高値を更新しているため、買い安心感が広がっている。

 また、日経平均との相関度が高いため、日経平均の550円高を受けて平均株価連動ファンドなどからの買いも入っている模様だ。

 13日の日経平均は10時30分にかけて561円02銭高(2万3985円12銭)まで上げ、2018年10月以来の高値に進んだ。

 同社株は、値上がり・値下がりの値動き額が大きいため、日経平均への寄与度・影響度が大きい。平均株価連動ファンドは、こうした銘柄の組み入れを多めに取っておくと機動性が高まるという。安川電機<6506>(東1)ファナック<6954>(東1)ファーストリテイリング<9983>(東1)なども高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る