【株式市場】物色人気が好回転し米国株高もあり日経平均は終値で2万4000円台を回復

株式

◆日経平均は2万4025円17銭(174円60銭高)、TOPIXは1740.53ポイント(5.37ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3406万株

チャート15

 1月14日(火)後場の東京株式市場は、イオン<8267>(東1)セブン&アイ・HD<3382>(東1)がジリ高を続け、前場上げたソニー<6758>(東1)などから物色人気が好回転する展開になった。日経平均は129円高で始まり、前場の高値(209円29銭高の2万4059円86銭)は抜けなかったが協調推移。終値での2万4000円台は12月17日以来となった。主な株価指数の中では東証マザーズ指数が安い。

 後場は、久光製薬<4530>(東1)が10日発表の四半期決算などを材料に一段と高値更新の幅を広げ、理経<8226>(東2)は空港や入管などでの暗視システムにかかわるとの見方で一段高。アズーム<3496>(東マ)は月決め駐車場の五輪に向けた繁忙期待などが言われて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は12億3406万株(前引けは6億2751万株)、売買代金は2兆3629億円(同1兆1589億円)。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は860(同840)銘柄、値下がり銘柄数は1216(同1231)銘柄。

 また、東証33業種別指数は鉱業20業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、電気機器、情報・通信、化学、非鉄金属、食料品、機械、輸送用機器、保険、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る