ナルミヤ・インターナショナルの第3四半期は主軸のショッピングセンター・eコマースの売上高が好調に推移し利益面も伸長

■新規事業のフォトスタジオが堅調に推移

ベビー・子供服の企画販売を展開するナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)は14日、2020年2月期第3四半期連結業績を発表した。

連結業績は、昨年3月29日に男児ブランドを展開しているハートフィールを連結子会社化して連結決算となったため、前年同期の個別業績との比較はなく、売上高232億85百万円、営業利益11億17百万円、経常利益10億66百万円、四半期純利益6億14百万円となった。一方、個別業績では、売上高225億66百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益11億22百万円(同19.7%増)、経常利益10億85百万円(同30.4%増)、四半期純利益6億41百万円(同41.6%増)と利益を伸ばした。

同社は、マルチチャンネル・マルチブランド戦略を推進し、主軸のショッピングセンターやeコマースの売上高は好調に推移。直営店舗の出退店は、百貨店ではトドラーブランド 「ANNA SUI mini」などを中心に24店舗出店(23店舗退店)、ショッピングセンターではトドラ ーブランド「petit main」及びジュニアブランド「Lovetoxic」で18店舗出店 (1店舗退店)となった。 既存店舗では、百貨店で展開のトドラーブランド「X-girl STAGES」及びショッピングセンターで展開の「petit main」、「Lovetoxic」がともに堅調な売上で推移している。

新規事業では、フォトスタジオ事業が堅調に推移し、また、中国事業も現在はライセンス契約のステージだが、堅調な売上推移となっている。

今2020年2月期連結業績予想は、売上高330億7百万円、営業利益17億12百万円、経常利益16億46百万円、純利益10億7百万円としている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る