【株式市場】全般に個別物色となりTOPIXは堅調だが日経平均は小幅安

株式

◆日経平均は2万3413円81銭(65円34銭安)、TOPIXは1675.41ポイント(0.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億5559万株

チャート5

 2月21日(金)前場の東京株式市場は、1ドル112円台の円安を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株が上げ、日経平均は9時半頃に109円40銭高(2万3588円55銭)まで上げた。ただ、全般は個別物色の展開で、前引けはTOPIX、東証マザーズ指数などが小高い反面、日経平均は65円34銭安(2万3413円81銭)と軟調だった。

ブイキューブ<3681>(東1)イノベーション<3970>(東マ)が活況高となり、新型コロナ肺炎により中止・延期になったイベントをライブ配信する事業や会議のWebセミナーサービスなどが注目された。日銀総裁の必要な時には追加緩和との発言を受け金融株も高い。ザインエレクトロニクス<6769>(JQS)は非接触体温見地AI顔認証ソリューションが材料視されて買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億5559万株、売買代金は9951億円。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は966銘柄、値下がり銘柄数は1051銘柄となった。(HC)

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