【株式市場】日経平均は後場一時1045円安となったがテレワーク関連株や遠隔診療関連株は軒並み急伸

株式

◆日経平均は1万8065円41銭(851円60銭安)、TOPIXは1351.08ポイント(51.96ポイント安)、出来高概算(東証1部)は16億6142万株

 4月1日(水)後場の東京株式市場は、日経平均は207円安で始まり、13時頃までは下げ幅200円台で推移。ソニー<6758>(東1)は13時過ぎまで下値をセリ上げるなど底堅い銘柄があった。しかし、「首都ロックダウン」の懸念が言われるなどで上値は重く、その後、日経平均は徐々に下げ幅を拡大。14時以降はツルベ落とし的な下げ相場となり、一時1045円39銭安(1万7871円62銭)まで急落。大幅安で3日続落となった。

 後場は、引き続きテレワーク関連株が活況高となり、ソリトンシステムズ<3040>(東1)は13時頃にかけて一段高。eラーニング関連株も強く、新学期も休校継続の動きを材料にアイスタディ<2345>(東2)はストップ高気配のまま推移。遠隔診療の関連株も軒並み活況高となり、MRT<6034>(東マ)は13時頃から14時半頃までストップ高。イメージ ワン<2667>(JQS)も一段と上げてストップ高。グローバルウェイ<3936>(東マ)は14時の提携発表を境に急伸。

 東証1部の出来高概算は16億6142万株(前引けは6億2934万株)、売買代金は2兆7205億円(同1兆382億円)。1部上場2167銘柄のうち、値上がり銘柄数は100(同776)銘柄、値下がり銘柄数は2056(同1320)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりした。前引けは10業種が値上がりした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る