【株式市場】NYダウ急反発など受け日経平均は385円高まで上げた後も値を保って推移

株式

◆日経平均は1万7308円33銭(296円80銭高)、TOPIXは1302.39ポイント(33.93ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億3187万株

 3月18日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが米国の1兆ドル(107兆円)規模の経済対策などを受けて大幅反発したことなどを受け、日経平均は142円高で始まった後385円31銭高(1万7396円84銭)まで上げた。ソニー<6758>(東1)などが続伸。ただ、ソフトバンクG<9984>(東1)は米欧株の動向などを映して安く、日経平均はその後一進一退。前引けは296円80銭高(1万7308円33銭)となった。

 富士フイルムHD)<4901>(東1)が一時ストップ高となり、中国当局が同社のインフルエンザ薬を新型コロナ肺炎の治療に用いて効果との報道が材料視され、NTTドコモ<9437>(東1)はスマホ料金プランの容量を倍増もとされて続伸基調。東洋テック<9686>(東2)は新型コロナ流行にともなう空港などの入国管理厳格化が追い風とされストップ高。イトクロ<6049>(東マ)は四半期決算が好感され3日続伸。

 東証1部の出来高概算は12億3187万株、売買代金は1兆8668億円。1部上場2165銘柄のうち、値上がり銘柄数は1478銘柄、値下がり銘柄数は643銘柄。また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、化学、海運、精密機器、水産・農林、保険、ガラス・土石、陸運、食料品、空運、小売り、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る