【株式市場】日経平均は3日続落だが後場一時213円安から持ち直す

株式

◆日経平均は2万2329円94銭(88円21銭安)、TOPIXは1546.74ポイント(3.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億8938万株

 8月7日(金)後場の東京株式市場は、昼休み中に対ユーロで円高が進み、日経平均は169円安で開始。日産自<7201>(東1)ソフトバンクG<9984>(東1)の一段軟調などもあり、13時にかけて213円54銭安(2万2204円61銭)まで下押した。中で、13時に業績予想を発表したセブン&アイHD<3382>(東1)は直後から次第高。同じく大王紙<3880>(東1)は一気に堅調転換。14時に発表した大和ハウス<1925>(東1)も急伸。日経平均も次第に持ち直し、大引けは3日続落だが下げ幅を大きく縮めた。

■新規上場のT&S(4055)は買い気配のまま公開価格の2.3倍の6440円で初値つかず

 後場は、KLab<3656>(東1)サンコーテクノ<3435>(東2)が6日発表の四半期決算など好感されて一段とジリ高。東映アニメ<4816>(JQS)は講談社などと共同で「YouTube」にアニメ配信へとの日経電子版報道が言われて一段ジリ高。ジモティー<7082>(東マ)は北海道の自治体と組んだ実証事業が注目されてジリ高を継続。

 7日新規上場のT&S<4055>(東マ)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは公開価格2800円の2.3倍の6440円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は11億8938万株(前引けは5億6988万株)、売買代金は2兆2781億円(同1兆1287億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は908(前引けは842)銘柄、値下がり銘柄数は1183(同1199)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、鉱業、その他製品、陸運、海運、倉庫・運輸、不動産、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る