大幸薬品が再び一段高、業績好調で「ペナント」煮詰まりも注目され上場来の高値を更新

■新型コロナ流行を受け除菌剤「クレベリン」など拡大

大幸薬品<4574>(東1)は8月14日、再び一段高となり、10時にかけて6%高の2858円(158円高)まで上げ、3日ぶりに事実上の上場来高値を更新した。

 除菌剤「クレベリン」で知られ、12日の取引終了後に第1四半期連結決算と12月通期連結業績予想の増額修正を発表し、株価は翌13日に一時19%高(449円高の2808円)まで上げて事実上の上場来高値を更新した。その後、終値では小安い日があったが、日々の下値をみると連日セリ上げる展開。これは、いわゆる「ペナント」「三角もち合い」型のエネルギーを溜める動きとされ、こうしたチャート妙味も加わって再び一段高に発展したとみられている。(HC)

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