【株式市場】米中関係など懸念され日経平均は一時181円安となり冴えない

株式

◆日経平均は2万2948円86銭(161円75銭安)、TOPIXは1605.67ポイント(8.06ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億7395万株

 8月20日(木)前場の東京株式市場は、米中関係の悪化懸念などからトヨタ自動車<7203>(東1)が小安く始まったあとジリ安となり、電機・精密株も華為技術(ファーウェイ)に対する輸出規制の強化を受けて重い銘柄がみられた。日経平均は107円安で始まり、10時頃から次第安、前引けにかけて181円77銭安(2万2928円84銭)まで下落。前引けもさえなかった。

日本航空<9201>(東1)ANAホールディングス<9202>(東1)が上げ、茂木外相の東南アジア4ヵ国訪問を受けて入国制限緩和への期待が高まったとの見方。JMC<5704>(東マ)は13日発表の四半期決算を境に出直りを強めストップ高。ゼネテック<4492>(JQS)は「ものづくり補助金」申請書添削サービス無償提供やスマホアプリの大雨危険度通知の自動受信などが材料視されて出直り拡大。

 新規上場のニューラルポケット<4056>(東マ)は前場、買い気配のまま初値が付かず、前引けは公開価格900円を75%上回る1575円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億7395万株、売買代金は8512億円。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は604銘柄、値下がり銘柄数は1461銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、空運、保険、陸運、銀行、食料品、小売り、食料品、建設、が高い。(HC)

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