日産自は8%高、通期業績予想の増額など好感され日経平均200円安に逆行

■3ヵ月ごとに情勢改善、グローバル販売台数の見通しなど拡大

日産自動車<7201>(東1)は11月13日、急反発し、10時にかけて8%高に迫る439.7円(30.7円高)前後で推移し、出直りを一段と強めている。12日の取引終了後、第2四半期決算と通期業績予想の増額修正を発表。日経平均の200円安に逆行高となった。

 第2四半期累計連結決算(2020年4~9月)は各利益とも赤字だったが、第2四半期3ヵ月間(7~9月)は第2四半期に比べ営業損失などが大幅に改善した。上期の為替平均レートは、1USドル106.9円、1ユーロ121.3円。

 3月通期の見通しは、今期のグローバル販売台数を8月開示の前回見通しに対し1%増屋して416万5千台と見込み、売上高はこれまでの7兆8000億円)から7兆9400億円に増額修正し、営業利益も4700億円の赤字予想からら 1,300 億円改善した3400億円の赤字に増額修正した。(HC)

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