CRI・ミドルウェアが急伸、前9月期の最高益や今期連続拡大見通しなど好感される

■営業利益は前期24%増加し今期は9%増から27%増を見込む

CRI・ミドルウェア<3698>(東1)は11月13日、急伸し、9時30分にかけて14%高に迫る1860円(226円高)まで上げ、大幅な出直りとなっている。12日の取引終了後に発表した2020年9月期の連結決算が売上高、各利益とも最高を更新し、注目再燃となった。

 前9月期の連結決算は、音響補正アプリが大手電機メーカーの今秋発売の新製品に採用されるなどで全体に好調に推移し、売上高は新規連結会社も加わり23.5億円(前期比31.7%増)となり、営業利益は4.6億円(同24.0%増)となるなど、売上高、各利益とも最高を更新した。今期・21年9月期の見込みも営業利益は5.0億円から5.8億円(9.4%増から26.9%増)とするなど、各利益とも一段の拡大を見込む。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■円安と生産コスト上昇が直撃、値上げ難で経営圧迫  ステーキ店の経営悪化が鮮明になっている。帝国デ…
  2. ■キュリティと利便性を両立、グローバル展開を視野に  TOPPANホールディングス<7911>(東…
  3. ■四つの戦略で推進、中突堤・京橋・新港突堤西の一体開発  兵庫県神戸市は2012年から進めてきたウ…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  2. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…
  3. ■トランプ相場圏外から「コメ」が主役へ!備蓄米争奪戦が炙り出す新テーマ株  今週の当コラムは、「ト…
  4. ■「備蓄米」争奪戦の裏で石破内閣の命運を握るコメ価格高騰  まさに「令和の米騒動」である。江戸時代…
  5. ■瞬速で織り込む相場:投資家が知るべき新常識  昨今のマーケットは、超スピード相場である。好材料に…
  6. ■株価防衛の鍵を握る自社株買い  自己株式取得は企業の株価を下支えする手段として注目されているが、…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る