アルコニックスは3ヵ月ごとに収益が増加している点など注目され後場も底堅い

■昼過ぎに第3四半期決算を発表、通期予想を据え置くが

アルコニックス<3036>(東1)は2月12日の後場、13時30分を過ぎて1658円(15円安)前後で推移している。昼12時30分に第3四半期(3Q)連結決算を発表し、減収減益。3月通期の予想も減収減益を据え置いたが、底堅い展開となっている。

 4~12月累計の連結売上高は前年同期比13.2%減となり、営業利益は同3.4%減だった。ただ、3ヵ月ごとの推移を見ると、たとえば営業利益は1Qが11.6億円、2Qは13.0億円、3Qは14.5億円となり、四半期ごとに増加している。2Q発表の前には業績予想を増額修正した。今回の発表では、この通期予想を据え置いたため、4Qの営業利益は計算上5.9億円になるが、調査筋からは、3Qまでの拡大傾向からみて実態からかけ離れた数字になり、上振れが濃厚との見方が出ている。(HC)

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