商船三井が後場大きく下押す、3月決算の純利益62.6%増だったが今期は60.0%減を見込む

■正午に3月決算を発表、株価は急反応のあと売買交錯

 商船三井<9104>(東証プライム)は4月30日の正午に3月決算を発表し、今期・26年3月期の連結営業利益の予想を1000億円(前期比33.7%減)とした。株価は後場、売り気配を交えて大きく下押し、13時15分を回っては14%安の4543円(729円安)となっている。ただ、後場寄り直後の下値4422円(850円安)からは切り返している。

 連結営業利益は、25年3月期に前期比46.3%増の1508.51億円だったが、今期予想は1000億円(前期比33.7%減)とした。親会社株主に帰属する当期純利益は、25年3月期に同62.6%増の4254.92億円だったが、今期予想は1700億円(同60.0%減)とした。また、配当については、25年3月期の年間配当1株360円に対し今期予想は同150円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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