シルバーライフが第2四半期の予想営業利益を36%増額修正

■昨年出店のFC加盟店が順調、販管費の抑制なども寄与

シルバーライフ<9262>(東1)は3月4日の15時320分、業績予想の増額修正を発表し、2021年7月期・第2四半期累計期間(2020年8月~21年1月)の予想売上高は従来予想を3.8%上回る48.88億円の見込みに、営業利益は同じく35.8%上回る6.11億円の見込みに修正した。

 高齢者向け配食サービスを運営し、売上高については、昨年出店したFC(フランチャイズ)加盟店が順調に売上を伸ばしていること等により、期初計画を上回った。

 売上総利益では、新工場の稼働に約2ヵ月の遅れが生じたことにより、期初予定していた先行費用の発生も遅れた。販売管理費では、工場製造限界にともなう冷凍弁当の直販の売り上げを抑えるために広告宣伝費及び販売促進費を抑制したこと等により、営業利益、経常利益及び四半期純利益が予想を上回る見込みとなった。

 なお、通期業績予想については、新工場の計画の遅れを取り戻し早期の安定稼働を実現するための費用発生等の可能性もあることから、20年9月に公表した予想を据え置くこととした。(HC)

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