アンジェスはジリジリ上げる、ワクチン「臨床接種完了」好感されるが新株予約権の圧迫残る

■8日新株予約権を発表、目先は希薄化を織り込む通過儀礼が

アンジェス<4563>(東マ)は3月10日、955円(15円高)で始まり、9時40分には6%高の999円(59円高)とジリジリ上げている。

 朝8時30分、開発中の新型コロナワクチンの第2相/第3相臨床試験の接種を予定通り完了と発表し、「国産第1号」実用化への期待が再燃した。

 ただ、株価はひと頃のような大きな反応がなく、9時30分にかけては小反発程度の上げにとどまっている。8日の取引終了後、第41回新株予約権(第三者割当て)の発行を発表したばかりで、新株発行にともないダイリューション(株式価値の希薄化)が発生するため、通過儀礼としてこれを織り込む局面が必要なことが多く、好材料と重なる形になった。

 ただ、希薄化は数日で消化されるとの見方があり、あらためて臨床接種完了後の経過などが期待材料視される期待が出ている。(HC)

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