ダントーHDは今期の大幅増益予想など好感され急伸、働き方の変化による淡路島の魅力向上も期待

■今期は連結売上高77%増、各利益の大幅黒字化を計画

 ダントーホールディングス(ダントーHD)<5337>(東1)は3月24日、大きく反発して始まり、取引開始後は15%高の430円(55円高)まで上げて出直りを強めている。

 23日の15時に12月決算を発表し、今期・2021年12月期の予想を連結売上高は前期比77.3%増の96億円、同営業利益は大幅な黒字転換の7.3億円とするなど、大幅回復の見込みとし、注目されている。

 株価は20年9月から10月にかけて10倍以上になる大相場を演じたことがあり、このとき株式市場では、パソナグループ<2168>(東1)が本社機能を淡路島に移転することを受け、淡路島にある自社工場などの資産価値上昇の期待が言われた。最近は、新型コロナ禍による働き方の変化も淡路島のブランド価値向上に追い風との見方がある。(HC)

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