マルマエの月次受注残高(3月)は各分野とも大幅に伸び前年同月比42.2%増加

■半導体分野では数ヵ月分のまとめ発注など、さらに強い受注が

 マルマエ<6264>(東1)が4月16日の15時に発表した3月の月次受注残高は、半導体分野、FPD分野、その他分野とも大幅に伸び、合計受注残高は前月比18.8%増、前年同月比42.2%増の12.80円となった。

 半導体分野では、先月に続き検収は高水準でありながら、一部に数ヵ月分のまとめ発注など、さらに強い受注があったことから、前月比8.0%増、前年同月比25.7%増の7.53億円となった。

 FPD分野では、市場環境の回復に加え消耗品のまとまった受注が出るなど、高水準で推移したことから、前月比54.0%増、前年同月比69.8%増の4.99億円となった。

 今後の見通しとしては、半導体分野については、ロジック向けの投資が拡大するなど市場環境は過去最高水準にあり、当社の受注についても多少の山谷はありながらも好調に推移する見通し、とし、新規顧客からの量産受注も始まっており、中長期的に拡大が続く見通し、とした。

 FPD分野では、市場環境が回復傾向にあり、従来顧客に加え新規顧客からの受注効果も出始めており、しばらくは好調な受注が予想される、とした。(HC)

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